automated deburring

従来のバリ取りロボット
最大の課題、
「空振り・えぐり」を
ゼロに。 ABOUT AUTOMATED DEBURRING

バリ取りの“当たり前”を覆す
独自のバリ取り自動化技術

独自のバリ取り自動化技術を研究開発

モノづくりの自動化に伴い、
バリ取りもロボットに置き換わる時代に。

しかし従来のバリ取りロボットには、
「空振り・えぐり」など品質面の課題が多く、
最終的には作業者の手で仕上げなければならないという
大きな課題がありました。

そこで当社が開発したのが、
「熟練工レベルのバリ取り」を再現する
”業界初”のエアフロート式バリ取りアタッチメントです。

独自のバリ取り自動化技術を研究開発

だけ!/
特許取得の独自技術により、「空振り・えぐりゼロ」を実現!

バリ取り業界で主流の「フロート機構」は、“刃物の折れ対策”などの安全機能に過ぎません。
当社開発のエアフロート機構(特許取得済)は軸元に「複数ボールガイド」を使用することで、製品形状のバラツキにかかわらず、空振り・えぐりの発生ゼロに。
製品形状にバラツキがあっても補正(教示修正)なしで、熟練工のような“素早く・滑らかな加工”を実現します。

“バラツキ追従”のヒミツは、
当社開発の「エアフロート機構」に!

FINESYSTEM独自のバリ取り理論

押込量にかかわらず、製品形状に追従し、

”空振り・えぐり”の発生をゼロに!


バネ機構のフロート力(圧力)は、押込量が少なければ弱く、多いほど強くなります。フロート力はバネによって決まるため、バリ取り加工中にフロート力を変えられない・部位ごとに押込量の加減が必要・材質やバリの大きさに合わせた複数の工具が必要などの制約があり、一定のバリ取り品質に仕上げることができませんでした。

そこで当社は、押込量にかかわらずフロート力をほぼ一定に保つ「エアフロート式バリ取りアタッチメント」を開発し、製品形状にバラツキがあっても「空振り・えぐりの発生ゼロ」を実現しました。

他機構との比較 COMPARISON

従来の機構
ご利用中の機構を選択できます。

  • リジッド機構
  • バネ機構
  • バネ+エア機構
  • 他社エアフロート機構

リジッド機構

刃具把持部が固定されているため、ワーク形状に合せた教示が必要(教示点がフロート式より格段に多くなる)。ダイキャストなどの金型が複数あるワークに対しては、金型ごとの教示が必要になり、煩雑な上、困難。結果、形状に合せた倣い加工が難しい。

バネ機構

サイクルタイムを重視しなければ問題ないが、高速加工時はバネ機構が振動を増幅してしまい、加工品質と刃具寿命が低下傾向にある。またフロート圧を一定に保つことができないため、“押し付けすぎ”の発生も。

バネ+エア機構

フロート部はバネ力とエア圧で支えられているため、バネ力以下の“低圧”が必要とされる、繊細で柔らかなバリ取りが難しい。

他社エアフロート機構

摩擦抵抗を極力抑えた構造だが、セットするモータスピンドルそのものが重く、低圧帯での素早く滑らかなバリ取りが難しい。

FINESYSTEM発
独自特許のエアフロート機構

エアフロート機構

摩擦抵抗を究極に抑えた“独自構造”を採用することで、フロート機構が俊敏となり、複雑な形状にもレスポンス良く倣う。

また、柔らかいバリや傷つきやすい素材にも対応できる低圧帯でのバリ取りが可能。低~高圧帯まで高速追従加工が可能に!

貴社製品に対する
「事前トライ」も可能です!

FINESYSTEMでは、実際に
お客様の製品を利用した
「事前トライ」を承っております。

  • 実際に加工した際の
    品質はどうか?
  • サイクルタイムを
    どのぐらい
    削減できるのか?
  • 導入時の
    「費用対効果」はどうか?

なども踏まえご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。

事前トライを依頼する

その他の導入メリット MERIT

  • MERIT01 ロボットの教示点が少なく、
    サイクルタイムを大幅短縮!

    当社エアフロート機構は工具がワークに追従するため、極めて少ない教示点で加工可能。

    導入時のティーチング工数削減はもちろん、教示点ごとに起こる「ロボットの加減速」を最小限に抑えることで、高速バリ取りを可能にしました。

  • MERIT02 フロート圧を段替えレスにて
    可変可能!

    同一ワークにて、異なるバリサイズ個所があるとき、あらかじめバリサイズにあわせたフロート圧を電空レギュレータにて可変制御可能。

    バリの成長時、レギュレータ調整でバリ取り条件の簡易変更対応可。

  • MERIT03 切断・粗加工・仕上げまでの
    工具(ツール)を自動交換!

    通常、ワークの素材・加工内容に応じて、ツール部分の段替え作業(手動)が必須。

    当社では、独自の「工具自動交換システム(ATC)」により、一切「人の手」を介入させることなく、シームレスな自動化が可能に。

  • MERIT04 豊富なラインナップであらゆるバリに対応可能

    AF10型から150型まで、豊富なラインナップをご用意。

    材質・サイズ・バリ種類を問わず“空振り・えぐり”ゼロのバリ取りを可能にしました。

切断・粗加工・仕上げまで、オールインワン!

FINESYSTEM独自のバリ取り理論

鉄からアルミ、樹脂や砂型まで、
さまざまな素材に対応しています

  • アルミ ≫

  • ステンレス ≫

  • 樹脂 ≫

  • 砂型 ≫

  • 鉄 ≫

  • ダイキャスト ≫

CASE導入効果の紹介

  • バリ取り工数の"約83%”を削減

    当社バリ取りシステムの導入により、バリ取り作業にかかる作業時間を「24分」から「4分」に削減。

    バリ取り工数の「約83%」を削減することで、サイクルタイムの大幅短縮に貢献しました。

  • 生産ラインの効率改善

    前工程に合わせてバリ取りロボットバリ取りセルのサイクルタイム(生産スピード)を調整し、1人で2台のバリ取りロボットセルを担当できるようになりました。

  • 健康障害リスクを大幅軽減

    手作業でのバリ取りは、腱鞘炎や塵肺症などの健康障害がつきもの。

    当社システムでバリ取りを自動化したところ、「同症状を訴える社員数が0件になった」という事例もあります。

バリ取りトライまでの流れ FLOW

バリ取りトライまでの流れ

貴社製品に対する
「事前トライ」も可能です!

FINESYSTEMでは、実際に
お客様の製品を利用した
「事前トライ」を承っております。

  • 実際に加工した際の
    品質はどうか?
  • サイクルタイムを
    どのぐらい
    削減できるのか?
  • 導入時の
    「費用対効果」はどうか?

なども踏まえご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。

事前トライを依頼する

よくある質問 FAQ

実際に自社製品を加工した際のクオリティを見てみたいのですが、可能でしょうか。

可能です。

試削りしたワーク現物をお客様へ提出いたします。別途ご協議の上となりますが、トライ時にお客様にお立ち合いいただくことも可能です。

対応可能なワーク(素材・サイズ)などについて教えてください。

金属、樹脂などの小部品からギガキャストまで対応しております。

事前トライは有償でしょうか?また有償の場合、費用感を教えてください

100~150mmのバリ取りトライは1品種に限り無償で対応いたします。ただしツールの新規購入、治具製作などが必要となった場合は別途となります。

有償トライ費用についてはトライの主旨やバリ取り箇所、立会の有無など内容確認後のお見積り提出となります。

初回ヒアリング後、事前トライまでにかかる日数はどのぐらいでしょうか?

およそ「2~4週間」程度です。ただしその時の当社の負荷状況によってそれ以上見込まれる場合もございます。

導入後、システムに不具合が生じた場合の対応について教えてください

内容確認の上、リモートでのご相談もしくは、現地出向などによりご対応させていただきます。

当社営業担当へご連絡ください。

導入後の保守やメンテナンスについて教えてください

設備についてはお客様へ定期的な保守/メンテナンスを提案することで、お客様と共に突発的なトラブルの予防を目指しております。

当社標準品については、各マニュアルをご参照ください。